石油系界面活性剤のリスク

スキンケア用品で気をつけなければいけない成分の代表格といえば、ミネラルオイルなどの石油由来の鉱物油ですが、実はもうひとつ「石油系界面活性剤」というものにも、注意しなくてはいけません。

 

界面活性剤というのは、スキンケア用品の水分と油分を乳化させるために必要なものではあるのですが、肌への安全性を考えるのであれば、植物由来のものを選ぶなど、もっと別の界面活性剤を配合するのが正解です。
石油系界面活性剤も、鉱物油と同じく石油由来だけに、肌に与える悪影響のリスクが心配な存在なんですよ。
ここではそれについてお話ししましょう。

 

石油系界面活性剤は肌に残りやすい!

石油系界面活性剤がなぜダメなのかというと、「植物由来などの他の界面活性剤に比べると、肌に残りやすい」ということです。

 

しかも、多少の界面活性剤なら、肌に残っても、肌の常在菌がエサとしてそれを食べてくれるのですが、石油系海面活性剤は、常在菌も食べてくれません。私たちが石油を飲んだり食べたりできないのと同じように、常在菌としても「こんなの食べられない」となってしまうんですよ。

 

石油系界面活性剤はうるおいを奪う!

石油系界面活性剤というのは、非常に強力なパワーを持っているため、「スキンケア用品の油分と水分を乳化させる」という本来の目的を果たすだけにとどまらず、皮脂による必要なうるおいまで溶かし、奪ってしまいます。

 

これでは、たとえ保湿成分を配合したスキンケア用品だったとしても、その効果を石油系界面活性剤が台無しにしてしまうことになりますね。

 

石油系界面活性剤は、成分表示からは分かりにくい!

肌にとってかなりのリスクがある石油系界面活性剤は、できるだけ避けたいところなのですが、ここで非常にやっかいになってくるのが、「成分表示からは、石油系界面活性剤を見つけにくい」ということなのです。

 

なぜなら、石油系界面活性剤というのは非常に種類が多いため、覚えきれないんですよ。

 

ですから石油系界面活性剤を避けるためには、ズバリ、石油系界面活性剤は不使用だということを、ホームページの商品説明などできちんと記載しているスキンケア用品を選ぶのが、もっとも手っ取り早い方法です。
逆に言えば、「石油系界面活性剤不使用」と言わないスキンケア用品は、石油系合成界面活性剤が使われている可能性がきわめて高い、ということです。